店長日記

596

クロアチアワイン 古代ローマの記憶
クロアチアもユーゴ崩壊後、ものすごく変わりました、内戦のイメージがある人にとっては驚異的なくらい、モスタルにはいまだにビルの壁には銃撃の跡が残る(わざと残す)くらいの悲劇をわすれないという動きもあるのだが、2000年以降、西側の投資が入って以来、このスラヴォニアの古臭いワイナリーにゲストハウスが出来てウェディングやったり、ゴルフやったりと観光資源が格段に増えています。街中もプロバガンダの看板なんか見ることがほとんどなくなってきました。
ワインの方は洗練になってきていた。品種のグラシェヴィーナはよく本にはヴェルシュリースリングというオーストリアなどドイツ文化圏のぶどうとして知られている。スペックはまだよく分析されていませんが、さらにさかのぼると4世紀頃、ローマ人がガリア(現在のフランス)からこの地へ持ち込んだと言われています。モーゼルのエルプリングというドイツ最古の品種に近いとされています。飲んでみるとイメージはイタリア、トレンティーノあたりのピノビアンコやミュラートゥルガウを思わせます。たかだか70年程度の社会主義体制もスルーしてしまう、古代ローマの遺跡をみるような感覚を思い出すようなワインがあります。
http://aquavitae.ocnk.net/product/304
これはもう12本しかないですが。

以上、お問い合わせお待ちしております。ぜひお試しください。

ジョージア新着 日本人に飲んでほしいワイン
ジョージアのカヘティ地方から新しいワインが入ってきました。
これまでのジョージアワインはロシアと決別して西側に目を向けてきた李流行のオレンジ(アンバー)ワインで8000年の歴史の深さや流行の全房発酵と話題に事欠かない地域でした。最近はピロスマニの絵でもゆうめいなジョージアの人々がタマダ(宴会部長的役割)をはじめとしてゲストをもてなすことも知られるようになりました。
そんな来客をもてなすジョージアの人々が日本人に飲んでほしいと考えたワインが今回入荷したワインです。
コストの問題はクヴェヴリと言われる甕のワインと通常の発酵で作ったワインのブレンドの割合を変えてうまくおさえることに。
味わいもアンバーワインの香りと味わいをしっかりと残し、ぶどうの房をかじる味わいが感じられます。
さらにはよりエレガントな作りで日本人に飲みやすさを考えられたような作品と言えるワインが出来上がりました。そんな飲み手のことを考えたことが伝わるワインを試してみてください。

http://aquavitae.ocnk.net/product-list/56

以上、お問い合わせお待ちしております。

カスティージャ イ レオンの可能性
多くの世界遺産や観光資源に富むスペインの北西部にカスティージャ イ レオンという日本ではマイナーな地域があります。ここはサンチャゴデコンポステーラに向かうエルカミーノの途中、標高のかなり高いセブレイロ峠越えという難所があったりする気候的にはスペインではかなり寒いエリアと海抜の低い盆地の様な地域はかなり暑い気候というタフなエリアです。
そんな中で古代ローマ時代から育てられた葡萄とワイン文化が生き続けています。
その多くのDOの中にトロ(牡牛)というエリアは以前、色や味の濃いワインを造り続けてきました。
しかし、リオハやリベラデルデュエロなどの銘醸地に比べて大量生産、デイリーワインが造られてきました。
近年は葡萄の樹の樹齢など品質の価値が見直され、様々な味の要素が感じられます。
そのうえ、人件費、土地代、物価がかなり安いエリアなのでそのお手頃な価格が維持されたまま、良いワインが造られているイメージが出来てきました。
そんな世界の味わい指向の流れに向いてきたと思わせるワインをお勧めします。
コヴィトロ マルケス デ ラ ヴィジャ ティンタ デ トロ 1020円(税抜)
http://aquavitae.ocnk.net/product/753
コヴィトロ マルケス デ ラ ヴィジャ ロブレ 1190円(税抜)
http://aquavitae.ocnk.net/product/754

お休みの気軽な食事のおともにおすすめします。

以上、お問い合わせお待ちしております。

シャルトリューズ扱います。
アルプス山中で作られる秘薬、シャルトリューズ入荷します。

今回はヴェールとジョーヌのみの入荷ですがお手頃の価格です。

ドキュメンタリー映画、「大いなる沈黙へ」 で紹介された修道院で造られていますがその静寂の環境の中で作られる薬草リキュールは、食事後のアフターに体をリセット、クリアにさせるおすすめの一本です。
【Aqua Vitae】南アフリカで生き残るワインの原型
南アフリカ、ステレンボッシュでオーストラリア人の若者がその地の葡萄のクオリティにほれて2014年にワイナリーを立ち上げました。畑を見てその場で葡萄を買うことを決断したというミック・クラヴァン氏。
別のワイナリーで醸造長も務める妻と二人で気に入った畑からぶどうを買い、その単一畑だけでワインを造ります。それぞれのワインの個性がしっかり出ていながらも、筆者が試飲をした時にはそのどこかなつかしい味わいを感じました。例えばクレレットブランシュは昔の南フランスの原風景が思い浮かびました、シュナンブランはロワールのヴーヴレーを連想させる味わい。
おもしろいのはピノグリ。この葡萄は通常白ワインとしてリリースされますが、キャラクターを生かすため、赤ワインと同じような醸造を行い、果皮と共に発酵されたワインは美しいロゼ色になりました。

クラヴァン クレレットブランシュ 2016  
http://aquavitae.ocnk.net/product/748
クラヴァン シュナンブラン 2016  
http://aquavitae.ocnk.net/product/749
クラヴァン ピノグリ 2016 (白ワインではありません)
http://aquavitae.ocnk.net/product/750
クラヴァン シラーズ ザ ファーズヴィンヤード 2016 
http://aquavitae.ocnk.net/product/751
クラヴァン シラーズ フォールヴィンヤーズ 2016 
http://aquavitae.ocnk.net/product/752
厚みと個性があり、透明感ある味わいはこれからの季節にはおすすめです。

以上、お問い合わせお待ちしております。
ドイツ ピノノワールの古酒をお手頃の価格で楽しむ
2018年4月8日 第三百七十一回配信

北をラインヘッセン、南をフランスのアルザスに接し、ルクセンブルクにも程近い約80kmに渡って帯状に広がる地域で、ドイツで2番目に大きいブドウ栽培地。ドイツワイン街道(ドイチェ・ヴァインシュトラーセ)が、全ファルツ地域を一直線に縦断する。
これまでのドイツワインのイメージは白で赤の知名度は比較的低かったと思われます。それはその生産地がドイツ南西部の国境付近のエリアに限られていたからです。
この地域はアルザス・ロレーヌなどフランスの影響も受けている地域のため、食文化やぶどう造りもフランスの味わいに近いと感じます。
今回紹介するシュペートブルグンダーはシュペート(遅い)、ブルグンダー(ブルゴーニュの)という意味のピノノワールを表している言葉です。1998年以降そのレベルが上がってきて、フランスをはじめ世界各国の最上位レベルに並ぶ。比較的に早めに楽しめるピノノワールですがその中で飲み頃に達したアイテムをご紹介させていただきます

※ヴィラ ヴォルフ シュペートブルグンダー アルテレーベン 2004 4680円(税抜)
ヴィラ・ヴォルフは1756年J.L.ヴォルフの名前でドイツのファルツ地方に設立し18世紀には既に大きな成功を収めたワイナリーです。イタリア様式の華やかな屋敷等の不動産を建築し終えた1843年、ヨハン・ルートヴィッヒ・ヴォルフの時代には更に輝かしい時代に突入します。
しかしながら1990年代になるとワイン造りの指導を行う会社を失い、衰退します。ヴィラ・ヴォルフがその実力を再び発揮し、名声を取り戻したのは1996年ドクター・ローゼンのエンルスト・ローゼンがワイナリーを取得してからです。
2011年よりワイナリーはドクター・ローゼンで働いていた2人の若い才能あふれるカップル、パトリック・メレンドルフとスミ・ゲバウアーによって管理されています。

ヴィラ・ヴォルフの目標はファルツ地方の真のテロワールを表現した純粋なワインを造り出す事です。
ヴィラ・ヴォルフはファルツの古典的なスタイルで、モーゼルのリースリングよりも力強く、ドライで熟した果実の香りに堅牢なアロマを有しています。

フリードリッヒ ベッカー
※シュペートブルグンダー シュヴァイゲナー 2010 2720円(税抜)
※シュペートブルグンダー カルクゲシュタイン 2009 8500円(税抜)
※シュペートブルグンダー ザンクトパウル 2008 12750円(税抜)
※シュペートブルグンダー B 2010 マグナム(1500ml) 8500円(税抜)
醸造所のあるシュバイゲン村は、ファルツ(上の地図の水色の地域です)の最南端に存在します。こちらの醸造所の面白いところは、所有している畑がフランスとの国境をまたがっていることです。
1871年までと、1918~1940年まではフランス領でしたが、1945年以降は、カナダの占領軍統治下にありました。ベッカーは、この複雑な事情から、35%の畑をドイツ、65%をフランスに所有しています。戦後の混乱期、1955年の独仏両国の特殊な法律により、フランス領で栽培されたブドウを使用しても、ドイツワインとして販売することが可能となりました。

それぞれ在庫少量のため、品切れの際はご容赦ください。
以上、お問い合わせお待ちしております。
Aqua Vitae
河合吾朗
ブルガリア新着 東西文化の交流地点
バルカン半島の南側に位置するブルガリアのさらに南にあるハスコヴォという町は東西に広がるロドピ山脈の北側にあり、紀元前4000年前以上から古代トラキア人が住んでいたとされる遺跡をはじめ、古代ギリシャ、古代ローマの遺跡が多く見つかる場所。14世紀にオスマン帝国の支配下にはいってからはハスキョイ「生協名村」と呼ばれ現代までトルコのエディルネ、イスタンブール、ギリシャ北部の町までつながり、現代まで東西文化の交流地点として知られる町でした。
いまはひまわりの花が咲く丘が広がる平原で昔栄えた土地であることが嘘のような静かな土地。その土地でタリア生まれのマッシモ・アッツォリーニ氏が、ブルガリアの南、トラキアン・ヴァレーにあるチェルノゴロフという町で始めたワイナリー、ネラゴーラ。25年間のオーガニック栽培の経験を活かし、消えつつあるこの土地のブドウ栽培を復活させることを目標とし、ワイン造りを始めました。
他の旧共産主義国同様、体制が崩壊した90年代から土地が元の所有者に返還され、新しい歴史が始まったのですが、すでにワイン文化が完成されている西側と違って、この東側は物価や人件費が安いことに着目され、西側の投資や技術が投入されてきます。また、原産地呼称という形で土地の区画、製法が細かく法律化された土地とは違って、同じ地域に生産者のポリシーや嗜好を活かしたワインが玉石混交で埋まっています。こういう土地にこそ新しいスタイルの素晴らしいワインが見つかるのです。
この土地はカベルネやメルロなどの国際品種がメインですが、地元ではマヴルッドという凝縮感あるプラムのようなスタイルのぶどうがよく見られますが、この土地、チェルノゴロヴォは黒い土地という意味で肥沃な土地を表しています。
色調も濃く、このワインの特に濃い色は私たちの土地を思い起こさせます。
香りは永く続き、プラム、ブラックベリー、革の香辛料と苦いチョコレート、木と森のヒントがあふれています。 口蓋にはフルーティーで、発音して柔らかいタンニン、長くて持続的な仕上がりです。
食事のペアリングはブルガリア、トルコ、ギリシャの料理のイメージで赤肉、特に牛肉、子羊、ハト、熟成チーズ、ヤギのチーズをお勧めします。

※ネラゴーラ アレス 赤 (メルロ60%、マヴルッド40%)1870円(税抜)
※ネラゴーラ チェルノ 赤 (カベルネソーヴィニョン60%、マヴルッド40%)2720円(税抜)

歴史ある土地ですが、ギリシャやトルコの食文化の影響の受けたワインの味だというイメージで、スパイシーな料理によく合います。

以上、お問い合わせお待ちしております。
現代のシャブリ
いま日本で流通しておりますシャブリのヴィンテージは2014年~2015年に差し掛かるところです。大手メーカーは2016年が出ているところも見受けられます。
近年のシャブリは雹などの天候被害で収穫量もかなり減少している地域も見られ、農家さんにとっては頭の痛い深刻な状況が続いております。
しかしながら2014年、2015年の評価はとても良いのです。
2014年は春から夏の様な暑さが続き開花の時期が暑さに乱され収穫の損失となる状況が発生しました。
夏は夏で秋のように雨も多く、不安な状態が続きました。しかし9月以降は乾燥した気温の高い気候が続き、
9月は過去130年で最も暑い月となりました。果粒は小さくなり、酸度の現象、糖分の上昇を見ながら収穫のタイミングを図っていました。収穫量は期待を下回ったものの熟成の経過が素晴らしくブルゴーニュ全体の評価も高い。
それに対して2015年は早熟と言われる葡萄の育成状況で過去10年間の中で生育状況が速く、夏も雨が少なく、収穫前には素晴らしい評価を得るまでに至りました。しかし9月1日雹まじりの雷雨がイランシーからグランクリュの丘陵地帯を襲い、収穫に悪影響を与えました。
それでも残ったぶどうの評価は損失はあったものの、質の評価は太陽の年と言われミネラルと酸度はおだやかな味わいとなりました。
気候変動で現場で働いている農家さんにとっては頭を抱える状況もありながらも、苦心して育てた作品の評価は高い。以下のアイテムもそろそろ2014年から2015年に変わる時期なのでそのヴィンテージ比較もたのしいものになるでしょう。

ヴァンサン モット シャブリ ブルミエクリュ ヴォクパン 2014

ヴァンサン・モットは、ドメーヌ・デュ・コロンビエのギィ・モットの3人の息子(ジャン‐ルイ、ティエリー、ヴァンサン)のうちの一人です。
ドメーヌ・デュ・コロンビエは、1887年に設立され、代々に渡り家族経営を続け、1957年からは、ギィ・モットにより素晴らしいシャブリが造られてきました。約50ヘクタールに及ぶワイン畑では、シャルドネのみを栽培し、ドライで活き活きとした白ワインを造っています。
ドメーヌ・デュ・コロンビエでは、ティエリーが醸造を担当していますが、ヴァンサンは自らの名前を記したラベルのワインをリリースしています。
伝統的な醸造方法に近代的な技術を取り入れ、ステンレスタンクで醸造されたワインは、微かに白い核果類の香り、新鮮味とミネラルが豊かで、素晴らしいポテンシャルを備えています。
http://aquavitae.ocnk.net/product/742

以上、お問い合わせお待ちしております。
Aqua Vitae
河合吾朗
ファルツのぶどうは酸っぱい
ドイツのワインというといまだに少し甘いというイメージを持たれている方々が日本ではまだ多いのかもしれません。
ドイツのワインの一大生産地のファルツはアルザスに隣接していて、地政学上、フランスになったり、ドイツになったりと歴史的にもその運命はかなりの荒波を乗り越えた事実があります。
食文化にしてももともとアルザスやファルツに存在するものに戦争などが影響して呼び名がかわったり味わいが変わったりしています。
今はフランスのようなスタイルの辛口のピノノワール(シュペトブルグンダー)を作っていて、ブラインドで飲むとフランスのピノノワールを思わせる味わいになっています。
今回紹介するフリードリッヒ ベッカーが作るワインのラベルに描かれているイソップ童話のサワーグレープスのモチーフはキツネが甘い葡萄を食べたいが高い位置にあって取れない。
きつねはがっかりして、「きっと、このぶどうはすっぱくて、まずいに違いない」と捨て台詞を残し、行ってしまった、となっているが実はワインをつくるためにはこの酸っぱい葡萄から辛口のワインを作りたいと願っていたのではないかと思わせるラベルです。
実際に試してみると、ブルゴーニュのヴォーヌロマネの様ななめらかさと果実の凝縮感があります。このエリアはドイツの中でも日照量も豊かでエレガントな酸のあるぶどうが造られます。

フリードリッヒ ベッカー

プティ ロゼ 2300円(税抜)
シュペートブルグンダー75%、ポルトギーザー15%、 カベルネソーヴィニョン5%、他 

ポルトギーザー 1000ml 2380円(税抜)

シュペートブルグンダー 2810円(税抜)

シュペートブルグンダー シュヴァイゲナー 2720円(税抜)
村名(シュヴァイゲン)を冠した、文字通り村を代表 する赤ワインです。

裏話です。あるプロの方の試飲コメントにありましたが、まるでロマネコンティを思わせるエレガントさがあるとのことでした。2008年には、洞爺湖サミットでもベッカーのピノノワールが使用されたことがありました。
ポルトギーザーは実はこの生産者が普段飲みワインで最も好きなアイテムだそうです。

以上、お問い合わせお待ちしております。
Aqua Vitae
河合吾朗
イタリア新着 シチリア島は広い
シチリア島のワインは独特の葡萄品種で造られています。
ネレッロマスカレーゼはその中の代表的な品種と言えますが以前はその産地が島の東部にあるエトナ火山の周辺、カターニャ、メッシナであることが多く、火山灰土壌のミネラルを反映した味わいでした。
しかし近年は島の西側でもそのぶどうを使ったワインが造られ始めて、東側とはまた違った特性をもつスタイルになっております。
今回紹介するアイテムはパレルモ付近のアルカモという地域ですが、ここは白ワインや赤のシラーが作られていた地域で、土地のキャラクターというよりも果実のキャラクターが前面に出てくるスタイルが多かったイメージでした。
ネレッロマスカレーゼはヴィンテージや土地に対して敏感なキャラクターを見せ、同様に健全な果実のスタイルが出ておりました。
西側の太陽がしっかり出て暑さと乾燥が生み出す気候の影響です。
もう一つは作る人の考え。今回のアイテムは新しくワイン造りにチャレンジしている人たちでそれぞれがメジャーな生産者の下で修業して基本は積み重ねているものの新しいスタイルのワインを作るためにここで頑張っている人たちです。
これらのワインに共通しているのは、なんといってもぶどうの健康だと思います。
多くを語る前にまずは試してみてください。
今回は同時にヴェネトのナチュラリストのワインも再入荷しております。
こちらも繊細な味わいがその健全さをアピールしてくれます。

シチリアのワイン
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/20
ヴェネトのワイン
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/79

以上、お問い合わせお待ちしております。

頂いたチョコレートとともに
バレンタインデイに頂いたチョコレートに合わせたいスウィートワインが世界各国にあります。こちらは普通にワインを作るよりもさらにさまざまな方法を使って凝縮させた果実の甘さを際立たせ、チョコレートの甘味に寄り添う味わいになっています。食後のデザートに、チョコレートや甘味とともに楽しみたいアイテムをご紹介します。

クロアチア ドナウ イロク地方
イロチュキ ポドゥルミ トラミナッツ ベルバ ボビッツァ 500ml 3330円(税抜)
クロアチア東部のイロクで造られるワンランク上のデザートワイン。収穫は11月末。トラミナー種の畑から葡萄を選びながら手摘み。ステンレスタンクで醸造の後、同じくステンレスタンクで24ヶ月の熟成。 ワインは金色の黄色からアンバー色、強烈で豊かな香りがバラの上に残っています。

イタリア シチリア州 リパリ島
カラヴァーリオ アントニーノ マルヴァジア デッラ リパリ パッシート 500ml 4080円(税抜)
マルヴァシア種で造られるエオリアの甘口ワインは、19世紀前半まではヨーロッパの皇族達が楽しむワインでした。葡萄は地中海の日差しの下で約20日乾燥させ、野生酵母で樽とステンレスタンクで熟成させます。 濃い黄金色。オレンジの花やハチミツ、杏、アーモンドを思わせるこっくりした甘味。酸化の雰囲気なく凝縮した極上の甘口ワイン。

フランス ラングドック ルシヨン地方
ジャン マルク ラファージュ モーリー グルナ 500ml 2720円(税抜)
樹齢45年でha当たり15hlという低収量のグルナッシュを使い造られるヴァン・ドゥ・ナチュレと呼ばれる甘口ワインです。ビターチョコレートとの相性が抜群です。

フランス ブルゴーニュ地方 
ギィ シモン エ フィス クレーム ド カシス オートコートドブルゴーニュ 323円(税抜)
カシスは7月末に収穫。ビート(甜菜)から造る97度のアルコール40%に対し生カシスを60%入、2カ月以上ステンレスタンクで浸します。その後3~4日かけて圧搾し、545g/ℓの砂糖を添加し、濾過、瓶詰。べったりとしない甘味とフレッシュな酸とのメリハリ。摘みたての熟したカシスをそのまま口にほおばったような味わい。

イタリア トスカーナ州 エンポリ
ピアッツァーノ ヴィンサント ビアンコ デッレ エンポレーゼ 375ml 5270円(税抜)
トレッビアーノ、マルヴァジア、サンコロンバーノのブレンド果汁は地元のチェストナッツ小樽に入れられて密閉され、5年以上熟成されます。 長い時間をかけて人知れず熟成してワインになっていた・・・そんな至極伝統的なヴィン・サントです。蜂蜜やナッツを連想させる濃厚な香りの極甘口。地元では、ビスコッティに浸して楽しむ習慣があります。

フランス アルザス地方
ドメーヌ・ストフラー ピノ・グリ ヴァンダンジュ タルディヴ  375ml 2550円(税抜)
貴腐菌が多くついた小粒の葡萄を収穫、酵母を添加せず、オークの大樽でゆっくり時間をかけて発酵。洋梨やレーズンを思わせるきれいな爽やかさがある。力強く、エレガントな味わいの甘口ワイン。

フランス ラングドック地方
アストラック ミュスカ サンジャン ド ミネルヴォワ 375ml 1480円(税抜)
樹齢60年の葡萄を使用。アカシアの花やマンゴ、シトロネラのフローラルなアロマ。バランスが非常に良く、芳醇な味わいの「ヴァン・ドゥ・ナチュレル」デザートワイン。

イタリア トスカーナ州
ペトローロ サンペトローロ 375ml 7250円(税抜)
樹齢約35年の葡萄を使用。収穫した房は通気の良い部屋に広げられ、収穫翌年の2月~3月まで乾燥。その後小容量の樽で発酵し、そのまま7年もの間熟成させて仕上げた大変貴重な甘口ワイン。優しくほんのり甘い味わい。

イタリア トスカーナ州 マレンマ
カンピ ヌオーヴィ ソリエ 375ml 2550円(税抜)
遅摘みした葡萄を11月上旬まで陰干しし、その後バリックの古樽で自然発酵。1年近くかけてじっくりと発酵させた後、そのまま8ヶ月樽熟成。レーズン、干しリンゴ、干し草などの香り。チョコレートのニュアンスも。生き生きとした酸味が全体のバランスを支えている。キャラメルを連想させる余韻が長く続く。

ドイツ ラインヘッセン地方
ペーター メルテス ラインヘッセン アウスレーゼ 750ml 1000円(税抜)
充分に熟した房を選りすぐって造られたアウスレーゼ。アウスレーゼとしては破格。はっきりとした桃の香りと、レモンやミラベルなどを思わせる香り。コクがあり、柔らかな甘みが感じられる。凝縮した味わいで、ワインだけでも十分に楽しめる。

ポルトガル ポルト
ケヴェド トゥニー ポート 750ml 1960円(税抜)
イチゴジャムやプラムの芳醇な香りに、ナッツとイチジクのニュアンス。甘味と酸味のバランスが良く、飲み飽きしないエレガントなスタイル。

ポルトガル ポルト
フェレイラ トゥニー ポート 750ml 2130円(税抜)
酸度が高いワインを、640Lのアメリカンオーク樽で約4年間酸化熟成した甘口酒精強化ワイン。クラシックなスタイルのトニーポートです。

スペイン アンダルシア地方 へレス
ラ ヒターナ ペドロヒメネス トゥリアナ 750ml 3400円(税抜)
数日間天日干ししたペドロヒメネス種100%使用。レーズンやプルーンの香りがし、芳醇な甘さがあり、黒糖を溶かしたシロップのように口の中でとろけます。

アルゼンチン カルチャキヴァレー
エル エステコ ドン ダヴィ トロンテス レイとハーヴェスト 500ml 1200円(税抜)
残糖度100g/Lの甘口。バラやパッションフルーツ、ハチミツのような柔らかい香り。柔らかい口当たりで、果実味と酸味とのバランスが良く、爽やかな甘みを感じられる。余韻は長く、口の中に広がっていく。

フランス ボルドー ソーテルヌ・バルザック地方
シャトー クーテ 2006 750ml 6880円(税抜)
ハチミツや完熟したアプリコット、ユリの花を想わせるエレガントなアロマが周囲に漂います。上質さが際立つ大量の果実味も特徴で、貴腐ワインならではの凝縮した濃厚な甘みと、滑らかな質感を心ゆくまでご堪能下さい。10年以上熟成期間を経ることで、本来のポテンシャルが十分に伝わる仕上がりとなっております。作付面積:セミヨン75%、ソーヴィニヨン・ブラン23%、ミュスカデル2% 

以上、お問い合わせお待ちしております。

イタリア ラツィオ 修道女たちの作ったワイン 再入荷
前回、紹介したイタリア、ラツィオ州のトラピスト修道院で造られているモナステーロ ディ ヴィトルキアーノが3月2日頃に入荷いたします。
もともと78人の修道女で構成される修道院ですのでそれほど大量生産しているワインでもありませんので今回も入荷が少量です。

前回紹介させていただいたコエノビウム以外にもより、クオリティの高い、白ラベルのコエノビウムよりも格段に洗練された味わい。紅茶の様なタンニンと凝縮感のあるフルーツ。ルクスム、甘酸っぱい赤い果実の香りと繊細な果実味のある、軽やかですっと体にしみいる味わいの赤ワイン、ベネディックも入荷しております。こちらも少量入荷ですので、すぐに品切れが予想されます。自然に体に入ってくる感覚を楽しんでください。

http://aquavitae.ocnk.net/product-list/117

フランス新着 ゆったりお家で飲みたいワイン
ドメーヌ ラぺ p&f ブルゴーニュ アリゴテ 2015
ブルゴーニュの白ワインといえばシャルドネですが、地元や生産者が普段楽しんでいる白ワインはアリゴテ。日本では酸っぱくて酸が強いイメージがありましたがいまはかなり洗練されています。しかも安い。こんなワインがあってありがてえ(アリゴテ)すみません。
ここのラぺの本拠地も白ワインの最高峰コルトン・シャルルマーニュが生まれる「コルトンの丘」がまたがるペルナン・ヴェルジュレスが位置するコート・ド・ボーヌ地区の最北端には、ひときわ目をひく丘があります。
「コルトンの丘」と呼ばれるこの丘は、アロース・コルトン、ペルナン・ヴェルジュレス、ラドワ・セリニの三つの村にまたがっており、その最上の斜面では、ル・モンラッシェと並ぶ白ワインの最高峰、シャルルマーニュ大帝にちなむ銘醸コルトン・シャルルマーニュが生まれます。そんな場所で造られたアリゴテは注目です。

エクサン・プロヴァンスから北へ12km行ったピュイ・サント・レパラード村という小さな村にドメーヌの本拠を置いています。1975年に先代が設立したドメーヌで、現在は 娘のキャロル・サラン夫婦とその子息で運営されています。栽培はビオロジックにて管理され、厳しいAB認証も獲得しています。当主曰くプロヴァンスこそがビオを実践するのに最も適した環境であると主張しており、その効果が葡萄に良く反映され、干ばつ続きの近年でも良いワインを生み出す原動力になっていると言います。

赤のトラディション ルージュは南仏らしい赤い果実や香草のはつらつとした香り。上品で柔らかいナチュラルな味わい

VIN CUIT ヴァン キュイは、直訳すると“煮たワイン”。ドイツ語圏のホットワイン、グリューワインやヴァンショのように本当に熱した熱いワインではなく、加熱処理したワインなのでこう呼ぶ。
ヴァン キュイは甘口のワインで、ぶどうだけではなくりんごや洋ナシの場合が多く、発祥はスイス。
フランスでは食前酒や食後酒として知られていて、南仏では、クリスマスにならぶ13DRSSERTSトレーズ デセール(13種の小さなつまみ菓子)と楽しまれています。トレーズ、13は縁起の良くない数字「13」を食べてしまって厄払いをするとか、キリスト+12人の弟子=13だから,とかいろいろと理由はあります。
その内容はナッツや果実など地方によって違いますがナッツ、ヘーゼルナッツ、イチジク、アーモンド、レーズンは4人の乞食とも呼ばれ,更には4つのカトリック修道会の象徴とされています。
その13の中にあるヴァン キュイはマスカットアレクサンドリアで造られ、甘くておいしいワインです。

東ヨーロッパ新着 侵略の歴史がワインを作る。
ヨーロッパは陸続きの大陸のため小さな王国だった地域には大国からの侵略の歴史が絶えず続いていました。
戦争の歴史だけではなくその土地を征服した民族が様々な文化を持ち込むことになります。食文化もそのうちの一つですが今回紹介するクロアチア、チェコ、ハンガリーも同様の歴史をたどりました。
クロアチアのダルマチア地方はアドリア海対岸からイタリア、南からオスマンが、チェコは西からドイツ、東からロシア(ソビエト連邦)が、ハンガリーも同様でした。
そんな大国のテイストに影響されながらももともといた民族はそのアイデンティティを残そうとするところにオリジナルが生まれてきます。
そんなイメージをしながら試してみるとなぜこの味になったのか納得がいくはずです。
いまあるワインはほとんどが社会主義、共産主義政権が崩壊した後に完成した味わいですが、私たち日本人の中にはいまだにその時代のイメージが強く残っているのではないでしょうか。しかしこれらの現代的な味わいは大国が侵略するもっと前の民族のアイデンティティをベースに現代風に洗練されたアイテムです。

クロアチア ダルマチア地方 ペリシャッツ半島
スカラムーチャ プラヴァッツ 2015(赤)
スカラムーチャ ポストゥップ 2013(赤)
スカラムーチャ ディンガッチ クラシック 2013(赤)

クロアチア ダルマチア地方 フヴァール島
バデル1862 イヴァン ドラッツ 2010(赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/141

チェコ モラヴィア地方
メチル ウへレク リズリング ブラシュスキー 2016(白)
メチル ウへレク パラヴァ 2016(白)
メチル ウへレク ネロネット 2016(赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/142

ハンガリー ショプロン
ヴィンツェレール ゼニット 2016(白)
ヴィンツェレール フィズィ ミシュカ 2016(ロゼ)
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/123

ラングドックワイン 自然と大地を敬愛する。
2018年1月30日 第三百五十六回配信
フランス南部スペインとの国境近くにラングドック ルシヨン地方という地域があります。
ここのエリアはフランスの文化というよりも地中海沿岸の文化が色濃く残り、公用語のフランス語とともにカタルーニャ語というプロヴァンサル語の仲間といえる言葉が話されています。
そんな中に若い生産者がローマ時代から続くワイン文化に再び光を当てようとしています。

ドメーヌ ジュリアン ペイラス
フランスの地中海沿岸の都市、モンペリエ、セートから山に向かって北側、ポーアンという村にあるジュリアン ペイラスという。自然に敬意を持ち、よりナチュラルにワインを造りたいという思いから、ビオロジック栽培、SO2無添加(瓶詰時にも無し)にこだわった造りをしています。
http://aquavitae.ocnk.net/product/573

ドメーヌ ピック ジョアン
ジャン・ソレと妻のローラ・パルセが作ったドメーヌ ピック ジョアンさらに南のスペイン国境付近、ピレネー=オリアンタル県のバニュルスとコリウールの、地中海に沿った 段丘に7ha余りの自社畑を所有しワイン作りに情熱を注いでいます。がけの様な急斜面に植えられた葡萄は厳格に管理された古樹の平均樹齢は60年で、地中海で生まれる海のさわやかさが伝わるワインならではの味わいを引き出します。
http://aquavitae.ocnk.net/product/489
http://aquavitae.ocnk.net/product/488

ドメーヌ アルレタ
ドメーヌ アルレタの畑はペルピニャンから約30㎞、フィトゥーから約10㎞のオプル・ペリヨ村に5.5haを所有するが、カーヴは100kmほど離れたカルカッソンヌに所在。当主のブノワ・アルレタズ氏は実家が所有していた国際品種が植わっていたコルビエールの畑は継がず、古樹の地場品種を求めた結果この辺りの奥地に至った。畑の樹齢は35~115年と非常に古く、自然と収量が落ちる(15~20hl/ha)。
ワインの印象は非常にタフで抜栓後、2か月程度放置しておいても味わいがどんどん変化していき、その味わいが楽しめるのは驚きの一言。少なくとも2日前には抜栓しておいておきたいと思います。そして長期熟成にも耐えられる可能性も感じます。
http://aquavitae.ocnk.net/product/592
http://aquavitae.ocnk.net/product/591

早春はヴェネトから
ヴェネト州のソアヴェで作られるワインの特徴はアーモンドやチェリーの香りを含み、新鮮ですっきりして、しかも厚みのあるしっかりした味わいです。これはガルガーネガというぶどうを主体にトレッビアーノ、ピノビアンコ、シャルドネなどをブレンドして厚みと酸の味わいをましているのですが、
今回紹介するフォルナーロ ソアヴェ クラッシコはブレンドによる味わいの豊かさではなく、テロワール、つまりこの地区での最上のエリアのひとつ、ラ ロッカの上部の畑から作られた上質の葡萄100%で造ります。
ミネラル感があって引き締まった第一印象と、中盤以降のふくよかさが良い。
80年代、生産者のダミアーノの父と叔父がブドウを栽培し、地元だけで流通させるためのワイン醸造もしていましたが、事業化し、輸出したのがダミアーノの手腕によるものでした。
早春に出荷される野菜や春の魚、に合わせれば豊かな味わいが楽しめます。
http://aquavitae.ocnk.net/product/433

イタリア新着 原点回帰の銘醸ワイン
イタリアのピエモンテとトスカーナは1980年代からワインブームを起こした銘醸ワインといえる存在です。
そのころはトスカーナではスーパータスカンといわれるカベルネ、メルロ、シャルドネといった国際品種のクオリティを高めたワインを作った時代でした。しかし2000年以降は各地方での土着品種の見直しが始まり、それぞれの地方がそれぞれのカラーを出すことに力を入れてきました。今回ご紹介するピエモンテ、トスカーナでも昔のスタイルを見直したワインが若い生産者によって作られています。

ピエモンテの生産者、クレアルトはジェノアで鉄道のエンジニアとして働いていたルイージとその妻エレオノーラの2人が、バルべーラ種の生まれ故郷でもあるモンフェラートの美しい景観と素晴らしいワインに出会い、魅了されて移住を決意。
アグリツーリズモも経営しており、クレアルトのナチュラルなワインとオーガニックで栽培した小麦粉や野菜を使用したアンドレア達の料理を、モンフェラートの美しい景色と共に楽しむ事ができます。
http://aquavitae.ocnk.net/product/50

トスカーナの生産者、カーサ ディ モンテはフィレンツェとサンジミニャーノの中間に位置するキャンティ・モンテスペルトリにあるファミリー経営のワイナリーです。
ここの作るキャンティは今では珍しくなった、昔のキャンティブレンド、サンジョヴェーゼ、カナイオーロに、白葡萄のトレッビアーノ、マルヴァジアを加えたクラシックなブレンドで造られる赤ワイン。
スミレ、ラベンダ、ほんのり土やジュニパーベリー、ほのかにミントやオレンジの皮を感じさせる清涼感があります。
http://aquavitae.ocnk.net/product/713

Aqua Vitae
河合吾朗
フランス ブルゴーニュ新着 普段飲みで楽しむピノ。
ゴヌー一族はムルソー村に本拠地を置くアンリ・ゴヌーという優れたブドウ栽培家の一族で、1972年、彼の死後相続によって2つのドメーヌに分割されました。
1つがムルソー村に本拠地を置くドメーヌ・フランソワ・ゴヌー、もう一つが古典的ワイン生産者として知られポマールに本拠地を置くドメーヌ・ミシェル・ゴヌー。このジャンミシェルはフランソワ・ゴヌーの息子でアンリ・ゴヌーの孫、ミシェル・ゴヌーの甥に当ります。1978年から父親とともにドメーヌ・フランソワ・ゴヌーで働いていましたが、1990年に父親のドメーヌ、フランソワ・ゴヌーから独立し、母親の家系が所有している6haにも満たない小さな畑でブドウを栽培しています。
1991年にセラーを新調し、熟成を行う為に深く涼しいセラーを造りました。現在ではムルソー、ポマール、ピュリニー・モンラッシェ、ヴォルネイでワイン造りを行っています。
伯父のミシェル・ゴヌー同様に偉大な年の一部のワインはドメーヌが所有するセラーで熟成させた後に出荷され、リリース価格は現行ものと出来る限り同等の値段で出されるため、飲み頃を迎えたワインがお買い得な値段で出てくる優良生産者です。
使われている葡萄品種、ピノ・ファンは、繊細なピノを意味します。ピノ種の中で、果粒が小さく果皮が厚いために、味わいの特徴の際立ったワインを造ることができるとされるが、幹が真っ直ぐに育たず収量が低い栽培の難しい品種ですが、その果汁は驚くほどの凝縮感に溢れています。
飲み頃を見極めた熟成時期と果実本来がもつ力強さのバランスがちょうどよく、ブルゴーニュワインとしては入手しやすく、ブルゴーニュワインのキャラクターが楽しめます。

http://aquavitae.ocnk.net/product/712
2月の食材にワインを合わせる。
この時期から2月までの厳冬期は暖かいお鍋や和食が恋しい季節です。
こんな季節は暖かい日本酒でも合わせたくなるイメージですがワインもおすすめです。
スパークリングやシェリーのフィノ、アモンティリャードなど酒精強化ワインなどある程度の長期熟成をして出荷しているのでこの香りがカツオや昆布のだしにとてもよく合います。
また、アルザス、ドイツ、オーストリア、イングランドや東欧もの白ワインもおすすめです。
リースリングやゲヴュルツトラミナーなどはいいお値段ですが、このあたりですとピノブラン、シルヴァネール、シャスラなどはお手頃です。東欧やオーストリアにもネームバリューは低いですがお買い得なアイテムがあります。この地域も昔からフランスのスタイルを目指し、追いつけ追い越せでワインを作っていたからです。
だしと言えばこの時期の旬は大豆なんですね。大豆の収穫時期と合わせて水の冷たいこの時期はお豆腐やおからの料理がおいしいのです。
豆腐やおからの料理にもカツオや昆布だしが使われている料理が多いのでもちろんこれらの料理におすすめです。
このような日常の食卓にぜひ合わせていただきたいアイテムをそろえておりますのでご希望、お問い合わせがございましたらご連絡お待ちしております。
スペインワイン 春の息吹と共に
春のこの時期、千葉ではすでに菜の花など春の息吹が出荷されています。
この野菜に合わせてみたい白ワインが入荷します。

スペイン北東部のバスクエリアと北西部のヴァジャドリーのルエダエリアの白ワイン。
バスクはオンダビリアの地域の優れた畑から選ばれたオンダラビスリという絶滅しかけた品種。ルエダはヴェルデホ、ここもスペインでは屈指の白ワインの産地です。

バスク ゲタリア
イルスタ ゲタリアコ チャコリーナ イルスタ ベレシア 2015
http://aquavitae.ocnk.net/product/440

バスク ビスカイア
ゴルカ イサギレ G22 2015
http://aquavitae.ocnk.net/product/709

カスティーリャ イ レオン ルエダ
ボデガス デ アルベルト ヴェルデホ エコロヒコ 2015
http://aquavitae.ocnk.net/product/710

ご希望、お問い合わせがございましたらご連絡お待ちしております。