店長日記

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梅雨の時期も気分は晴れやかに
アルザス5品種の絶妙なるハーモニーを、ぜひご賞味くださいというメッセージがあり。ラベルは、デザイナーを志してパリで勉強に励んでいる長男のヴィルジル君がデザインしました。「1950年代風です。今日のようにストレス過多でなく、みんながもっと楽しんでいた、あのクールな時代をモチーフにしました」(醸造家、エリック・カジミール)。
この作品はいわゆるエデルツヴィッカーで、「ラベル右下に 「d’accord parfait (完璧なる調和)」と記したとおり、味に自信を持っています。
ふんわりとした果実と甘味のハーモニーはアルザス料理の主役である白い肉とゆでた野菜に相性が良く、幸せな気分にさせてくれます。

ジェラール メッツ アルモニー エデルツヴィッカー 2016(白・辛口)
http://aquavitae.ocnk.net/product/887
ジェラール メッツ アルモニー モワルー 2015(白・やや甘口)
http://aquavitae.ocnk.net/product/888
よろしくお願いいたします。
モルドヴァ新着 スラヴ世界のラテン文化
ヨーロッパの東側にあり、南はトルコ、東はウクライナからの影響を受けながらもラテン文化を色濃く残し、オマージュをフランスに置き、追いつけ追い越せでいいものを作り続けてきたこの地域は今は経済的な面から注目されています。
ヨーロッパ最貧国の位置づけにあるので物価、人件費が安く抑えられるため、若い、意欲のある投資家や生産者が投資を行う。
コストが低く抑えられるためお手頃の価格でコストパフォーマンスの高い味わいが楽しめます。
そんな価格体系のワインが今の日本の食卓事情にぴったり合います。
日本にはなかなか伝わっていない東ヨーロッパのラテン文化を楽しんでください。

今回、白ワインのフェテアスカ・アルバも入荷しましたが、イメージとしてはイタリアのマルヴァジアのようなきりっと冷やして楽しむタイプ。現代的な味わいですが、これは1991年にソヴィエト連邦が崩壊して以来、西側を向いてきたルーマニア・モルドヴァは国際企業の投資を歓迎してきました。
畑は首都キシナウの南側、黒海の影響を受ける土地で温暖な安定した気候の下、しっかり熟した果実の素性とモルドヴァ特有の品種のキャラクターを理解することが出来るでしょう。
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/25

よろしくお願いいたします。
フランス ロワール地方の貴腐ワイン樽フィニッシュのカルヴァドス
Chateau du Breuil Calcados 8y Coteaux du Layon finish 700ml・43% 納価¥7000円(税抜)

ワインの銘醸地ロワールの貴腐ワイン「コトーデュレイヨン」の熟成に使用したフレンチオークにて数ヶ月フィニッシュをかけた8年熟成品です。伝統的なペイドージュ産カルヴァドスにエレガントな甘みと繊細な香りが融合。
ロワールの主要品種シュナンブランによる貴腐ワインの繊細で軽やかな風味がまた新たなカルヴァドスの扉を開いてくれました。カルヴァドスと貴腐ワインのマリアージュがどのような香りを生み出しています。

<テイスティングノート>
香り:力強く複雑。オークや杉の他に焼きリンゴ、バニラ、ドライアプリコットのようなフルーティな特徴が現れ、甘草やシナモンのようなスパイシーな香りも感じます。
味わい:甘草、ドライアプリコットの特徴が徐々に開き、長いアタックを持つ。ペイドージュのカルヴァドスとコトーデュレイヨンのアロマを微細なまでに完璧に体現しています。
アルプスから
ドメーヌ ド サン ピエール アルボワ シャトールナール 2014 
http://aquavitae.ocnk.net/product/903
ドメーヌ ド サン ピエール アルボワ シャトールナール サンスフル 2015
http://aquavitae.ocnk.net/product/904
ファブリス・ドダンは、アルプス近くのジュラ、アルボワの美しい小さな町で生まれました。 ドメーヌ・サンピエールの畑は95%がアペラシオン・アルボワにあり、非常に風通しが良くミネラル感に富むワインを産み出します。その他にコート・ド・ジュラ、そしてワインに重みを与えてくれます。粘土質泥灰岩の土壌が特徴的なピュピヨンの丘の上にも小さな区画を所有し、ピノ・ノワール、プールサール、シャルドネ、サヴァニャンを栽培しています。
所有する畑の大部分は石灰質土壌で、ミネラルに富んだ美しいストラクチャーのワインを生み出します。

アンヌ エ ジャン フランソワ ガヌヴァ VdFブラン ライユール NV 
http://aquavitae.ocnk.net/product/905
ガヌヴァは1650年まで歴史を遡ることが出来るジュラを代表する伝統的なドメーヌです。 現在は14代目のジャン・フランソワ・ガヌヴァ氏が運営しています。1976年までは牛の飼育を行い、コンテチーズを生産していましたが、当主の父親の代からワイン造りのみを行うようになりました。そんな伝統的ドメーヌですが、現在はドメーヌ・ガヌヴァでも働くジャンフランソワの妹、アンヌと、共同でネゴシアンを立ち上げました。
ジュラは2012~13年の収穫量が非常に少なく極少量しかワインを造れませんでした。そのため二人はボジョレの醸造家友人と話し合い、協力を得て全く新しい視点で素晴らしいワインを生み出しました。 ファーストヴィンテージは2013年。”ヴァン・ド・フランス”のカテゴリーにのっとって二人のエスプリから作られるワインはボジョレ、ジュラ、アルザス、ローヌ、サヴォワ産のさまざまなブドウが使われ、自由なイメージでワインを表現しています。

ドメーヌデザルドワジエール キュヴェ アルジル サヴォワ ブラン 2016 
http://aquavitae.ocnk.net/product/906
モンブランに囲まれたスイス国境近くに位置する畑の最初の植樹は、ローマ時代に行われました。1998年に、放置されていた畑は数人の情熱家の手によって蘇り、新たなドメーヌが立ち上がりました。それぞれの個性を尊重しつつ、丁寧にワインを仕上げます。

新しい発想で伝統の環境や資源をいかしたワインはフルーティーなアロマやフレーバーを楽しめ。味わいに余韻を残します。この味わいは世界中でもここでしか味わえません。ぜひお試しください。

よろしくお願いいたします。
偉大なるアンデス
チリのサンチャゴ空港に到着して、市内に向かい、チリで最も有名な観光地、バルパライソに向かうと、おそらく最初に通過する葡萄産地になるカサブランカヴァレー。ここを通ると谷と言うもののいわゆる下り坂、登り坂がほとんど感じられることはない。畑もゆるやかな丘が続くような感じです。
なぜ、こんな緩やかな土地が谷と呼ばれているのか、チリの地形を見るとアンデス山脈が南北に広がることはよく知られていますが、その西側、いわゆる海岸線にももう一つ沿岸山脈が存在しています。
この大きな二つの山脈に挟まれているために谷と言う名称を使っています。
この沿岸山脈がワイン造りにとってはすごく重要な要素になります。
山脈が切れる大きく広がる河口部から冷たい海風が大量に流れ込みます。その冷気と霧の影響で大変涼しい気候が保たれている。それがこの地独特の溌剌とした果実味溢れるピノノワールを生み出しています。
土地自体はものすごく乾燥していますが霧のおかげで果実が実る条件が出来ているのです。海からの風の影響も受けない場所もあり、そこはすごく乾燥しており、シラー、カベルネ、マルベックなどの育成には適しています。
今回紹介するモントセカーノが作るピノノワールの育成にはこの海の影響が重要です。
アンデスのおかげで病虫害も少なく、バイオダイナミックで作られた葡萄を天然酵母で発酵させ、SO2の介入もないピノノワールはほかの土地にないピノノワールのキャラクターを引き出しています。

モンセカーノ レフュージョ ピノノワール カサブランカヴァレー 2014(赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product/902

よろしくお願いいたします。

多様化するチリワイン
チリワインのイメージと言うと巨大メーカーがお手頃価格でボルドーブレンドを提供するイメージがありましたが、それは流通の問題でした。しかし、近年は家族経営の小規模生産者が独自のスタイルで作るワインも日本に入ってくるようになり、味わいの多様化が日本市場でも見られるようになりました。
単にヨーロッパからの資本投下や技術提携だけでなく、チリの栽培家、醸造家も独自のアメリカンスタイルビジネスを展開するようになり、フランスワインのオマージュというだけではありません。

バイオダイナミックシラー、カルメネール主体でボルドー品種ブレンドの
コヤム ヴァレ デ コルチャグア 2015(赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product/900

16世紀にスペインからもたらされたパイス種が野生で育ち、そのぶどうを使った
パイス サルヴァヘ マウレヴァレー 2018(赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product/901

アルザスの銘醸家、オスタータックとチリの栽培家のコラボレーション、
モンセカーノ レフュージョ ピノノワール カサブランカヴァレー 2014(赤)

これらのワインはパーカーやイギリスのデカンター誌で注目されていて、その完成度の高さと価格のお手頃感のバランスが世界でも最高評価と評判です。
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/58

よろしくお願いいたします。
Aquavitae(アクアヴィテ)
河合吾朗
ニューヨーク ロングアイランドのすみで
ニューヨークのロングアイランドに住んでいるべデル夫妻は83年からガーデニングからワイン造りをスタートしました。いまや「ニューヨークのボルドー」と呼ばれニューヨーク州の最も新しく最も成長著しいワイン産地ですが、ロングアイランドのノース・フォーク産地の中で平均樹齢が最も古い畑だと言われています。
しかし、世界的な流行を想像させる。今回のヴィンテージリリースはメルロもカベルネフランもエレガントなスタイル。カベルネフランはボルドーのグラーヴを思わせるミネラル感も感じます。
オバマ前大統領も楽しんだ品種の先入観を捨てて食事に寄り添って楽しんでください。
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/75
ジョージア西部 カヘティの昔らしさを味わう。
ジョージアのアンフォラワインはまだまだ安くないですが、比較的安価でソビエト時代からのスタイルを若干残しているのはここのキンズマラウリとムクザニ。さすがに松脂の様なサペラヴィではないですが、他のエリアのサペラヴィよりも凝縮感を感じる。スラヴが好きな残糖をやや感じる昔のスタイル。2008年にロシアと決別してまた元に戻ったけど西側への出荷が増えてきた。あのでかい素焼きのアンフォラを毎日焼いているのでしょうか。
アンフォラは専門の職人に焼かせているのではなく自社製造しています。
KTW キンズマラウリ サペラヴィ
http://aquavitae.ocnk.net/product/706
KTW ロイヤル ムクザニ サペラヴィ
http://aquavitae.ocnk.net/product/707
よろしくお願いいたします。
限定販売 リマーカブル リージョナル モルト
スコットランドのそれぞれの地域の個性を楽しめる画期的なブレンデッドモルト「リマーカブルリージョナルシリーズ」。目を引くポップなラベルだけでなく、1948年の創業以来ブレンデッドウイスキーを長年手掛けてきたダグラスレイン社だからこそ成し得る本格的な味わいが大変ご好評をいただいております。
そんなリマーカブル リージョナル モルトですが、この度「ビッグ ピート」、「スカリーワグ」、「ティモラス ビースティ」、「ロック オイスター」、「ザ エピキュリアン」の5種のご紹介。

下記のリマーカブル リージョナル モルト5種
納品価格一律¥4,980.- (目安小売価格¥5,800.-)

Big Peat 容量:700ml 度数:46度
使用蒸留所:アードベッグ、カリラ、ボウモア、ポートエレン
既に閉鎖されたポートエレン、ボトラーズからのリリースがほぼ絶えてしまったアードベッグの原酒を含む贅沢なアイラ・ブレンデッド・モルト。BIG PEAT(ふんだんなピート)と
Big Pete(ピートおじさん)をかけたジョーク交じりの言葉遊びを表現。

Scallywag 容量:700ml 度数:46度
使用蒸留所:マッカラン、モートラック、グレンロセス、その他スペイサイドの蒸留所
愛くるしい犬の仕草などを表す際に使う「スウィート」という言葉と本来の意味である「甘い」という言葉を重ねた。

Timorous Beastie 容量:700ml 度数:46.8度
使用蒸留所:ブレア・アソール、ダルモア、グレンゴイン、グレンギリー、その他ハイランドの蒸留所
「ティモラス ビースティ(かよわきケモノ)」は、ウイスキーファンにおなじみの作家ロバート
バーンズの作品「二十日鼠へ」に登場する、小さくて臆病な野鼠から名付けられました。

Rock Oyster 容量:700ml 度数:46.8度
使用蒸留所:ジュラ、アラン、その他オークニー島とアイラ島の蒸留所
「海」に触発され、秀逸なアイランズモルトの数々をブレンドした「島物」ブレンデッドウイスキー。

The Epicurean 容量:700ml 度数:46.2度
使用蒸留所:オーヘントッシャン、グレンキンチー、シークレットローランドモルト1種
グラスゴーで「エピキュリアン」(遊び人、快楽主義者)と呼ばれた人物が由来の
ローランドモルト。

4月限定で「期間限定5対1キャンペーン」実施します。
上記5種類各1本をお買い上げいただくとお好きな1本がついてきます。
今までお取り扱いのなかった種類を、お安くお求めいただけるチャンスですのでぜひともシリーズコンプリートを目指してください!
ヨーロッパから春が来ました。
今回は花と音楽をテーマに春らしいラインアップです。これから卒業、入学シーズン、新元号発表、ゴールデンウィーク、母の日などプレゼントを贈る機会が目白押しです。

※アルザス 
ロラン シュミット 
ラベルの花には7枚の花びらがありますが、これはアルザスの7つの貴品種(リースリング、ピノグリ、ゲヴュルツトラミネール、ミュスカ、ピノブラン、シルヴァネール、ピノノワール)を表しています。

ジェラール メッツ
「ワイン=音楽」の哲学から生まれる、「五感に響く」作品群

※シャンパーニュ 
Pゲール エ フィス
哲人ゲールのエッチング・フラワーボトルが7年ぶりに復活

ドビ
グランクリュ・アイの女性醸造家による、ひなげしのラベルをまとった華麗な作品集

アンリ ド ヴォジャンシ
愛し合うふたりのための、上品なハートラベルのシャンパン

バロン・ドヴェルニュ
グランクリュ・ブジーの単一畑からのブラン・ド・ノワール。お洒落な花柄プリント瓶

※ロワール
ポワロン ダバン
秀逸リウ・ディのヴィエイユ・ヴィーニュから生まれる、濃密なミュスカデS&M「ト音記号」

※ブルゴーニュ
クリストフ カミュ
実質ビオロジーのリュット・レゾネ栽培28年目の真・自然派シャブリ

※スペイン
アデガス カレーガス
アルバリーニョのブーケ

ラ グランハ
奇想天外な動物ラベルで、食卓に😊と「おいしい!」を

カステイ サンタントーニ
ジャズライブの夜を楽しむ

アグロ デ バサン
2018年度「ムンドゥス・ヴィーニ」 リアス・バイシャス部門大賞受賞作品

※オーストリア
ウーラー
「ウィーン放送交響楽団」に所属する現役バイオリニストによる、感性溢れる作品集

印象深いラベルもぜひご覧ください。
http://aquavitae.ocnk.net/new
よろしくお願いいたします。
北イタリア西部、ヴェネチア王国の大地に広がる葡萄畑。
2019年03月13日 第四百四十一回配信
北イタリアヴェネト州のヴェネチアラグーンとトレヴィーゾの間に広がるピアーヴェ平原には何千年もの昔からぶどうが造られていた歴史があります。その真ん中を流れるピアーヴェ川の両岸にはフランスから持ち込まれた国際品種、カベルネ、メルロ、ピノグリージョ、シャルドネを育てた歴史があります。それ以前の古代品種、ラボーゾ、マンゾーニの復活も目指し、粘土質土壌との相性がいいカルメネーレも導入されました。もちろんプロセッコのぶどう、グレラの品質も上がり、その生産量、消費量はシャンパーニュに迫る勢いです。
ヴェネチア料理と言えば魚介系料理がメインですが子牛のレバーをタマネギと焼いたフェガート アッラ ヴェネチアと言う料理もおすすめです。
ラボーゾ、メルロ、マンゾーニ、ピノグリージョと合わせてどうぞ。
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/79
ワイナート誌
http://winart.jp/magazine
よろしくお願いいたします。
今年の秋はアルコール飲料が日本からなくなる?!
2019年03月09日 第四百四十回配信

今秋、日本各地で開催されるラグビーワールドカップが始まると日本からアルコール飲料がなくなる恐れがあるとラグビーワールドカップ招致委員会が警告しているようです。

海外のラグビーファンはとてつもなくビールを飲む。準備を怠るな-今秋のラグビーワールドカップ(W杯)を控え、大会組織委員会が大分市で飲食店経営者らを対象に説明会を開き、注意を呼び掛けた。その消費量はサッカーファンの約6倍で、2015年のイングランド大会ではスタジアムとファンゾーンだけで190万リットルが飲み尽くされたという。過去には地域のビールが品切れとなったケースもあり、関係者は「同様の事態になればSNS(会員制交流サイト)などで文句を言われ、日本の評判を落としかねない」と警鐘を鳴らす。
 説明会は1日にあり、組織委のミック・ライト事務総長代理待遇=英国出身=が過去の事例を紹介。(1)03年のオーストラリア大会では、アデレードにアイルランドとオーストラリアのファンが集結し、ビールが品切れに。周辺地域からビールの“緊急支援”を受けた(2)07年のフランス大会では南アフリカとフィジーの試合があったマルセイユでビールが売り切れ、ビジネスの好機を逃した(3)イングランド大会では週末の2日に1カ月分の飲み物を準備して乗り切ったパブがあった-と説明した。

ビール、ハイボールは一杯ごとに店員が造らないといけない。
ワインはコルク抜いてボトルどんどん出すだけだから手間いらず。スパークリングもあるJK14よろしくお願いいたします。

味わい、キャラクターについては今月発行のワイナート誌の中のワインガイド25Pに掲載中です。

西日本新聞元記事
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/492707/

ワイナート誌
http://winart.jp/magazine
よろしくお願いいたします。

これからのライフスタイルを実践する生産者
2019年03月06日 第四百三十九回配信

イタリア、ジェノアで働いていたルイージは鉄道会社を辞めて、以前出会ったピエモンテ、モンフェッラートのぶどうと景観にインスパイアされ、移住を決意。日本で言う脱サラですが奥様のエレオノーラと田舎生活を始めます。跡継ぎのない畑を買い、美しい景観とその土地で自然に育ったワインを造る生活をスタート。
それは二人きりの生活ではなく、畑を売った前のオーナーやヴィニヴェーリという自然生産者団体のサポートを得て、今ではアグリツーリズモも同時に経営して、昔のスタイルをそのまま継承しています。
畑も60年を超える樹齢のぶどうの樹もあり、自然と共生したスタイルを続けます。
http://www.crealto.it/#

クレアルト マルカレオーネ
http://aquavitae.ocnk.net/product/656
クレアルト アグリコラーエ
http://aquavitae.ocnk.net/product/50
よろしくお願いいたします。

古い文化の保存に務めるマラノッテ
イタリア、ヴェネチア・ピアーヴェのマラノッテに使われるぶどう品種、ラボーゾ・ピアーヴェ、ヴェロネーゼは西暦181年までさかのぼることが出来ます。
その生産地域はヴェネツィアのラグーンに接する内陸部のトレヴィーゾ平原を流れるピアーヴェ川沿いに広がります。その昔、ローマ人による領土拡張のための戦争や野蛮な侵攻のためその畑が破壊され一度、絶滅の危機を迎えましたが、ヴェネツィア王国の隆盛とともに復活した葡萄。それは大西洋の長い航海に耐えられるワインの開発のための品種だったからです。
しかし、この葡萄は晩秋に熟成し、収穫されるため病気に侵される可能性が高く、りんご酸、酒石酸を多く含みタンニンも強く、植物の青い香りを特徴としていたため、その管理はとても難しいものとされてきました。
しかし、ワイン生産者はそのキャラクタを生産、醸造、品質管理が出来れば素晴らしい個性に変わることを知っていたのでその素晴らしいワインの提供に務めました。それは収穫した新鮮な葡萄をラックに置いて、陰干しさせることで酸、タンニン、アロマに強いキャラクタを持っていたぶどうに柔らかい味わいにしていきます。
そして飲み頃になるのを待って出荷します。今回リリースしているワインのヴィンテージも2011年ですが最新ヴィンテージです。
そんな手をかけた歴史のあるワインは歴史ある村ごと保存することによって食文化の一つのピースとして生き残ります。

http://aquavitae.ocnk.net/product/792

よろしくお願いいたします。
限定販売 ロンドン ビクトリアンバット ジン 期間限定ラベル「ザ・ボートレース」
期間限定ラベル、1829年から始まった伝統の「ザ・ボートレース」とよばれるオックスフォード大学ボートクラブとケンブリッジ大学ボートクラブが毎年4月にイングランド・ロンドンのテムズ川で行うエイトによる競漕大会の期間限定ラベルが発売されます。

Victorian Vat Gin Seasonal label "The Boat race" 容量:700ml 度数:47度 お届け価格¥2,700円(税抜)
通常市販されているジンの2倍以上ものジュニパーを用いられてた「ダブル・ジュニパー」と樽で熟成されたことによる淡い「琥珀色」にあります。 ドライな味わいの中に柔らかさが感じられますが、樽香は付いていないため、カクテルの香りを壊すことはありません。
正真正銘ロンドンで蒸留された本物の「ロンドン・ドライ」。そしてこのビクトリアンバットなら、キニーネが入っていない日本のトニックウォーターでも、本場英国のジントニックを再現できます。
名門ケンブリッジ大学対オックスフォード大学が、その意地と名誉をかけて戦う、由緒あるボートレース。とはいうものの、歴史ある大学の様々な対戦がそうであるように、このレースも、発端は休暇中に出会った二人の大学生の冗談のような思い付きから始まった。今ではスポンサーが付いた春の風物詩として、同大学出身者はもちろん、ロンドン市民や様々な人に楽しまれています。

よろしくお願いいたします。
国によって呼び名が変わる東ヨーロッパの葡萄品種
チェコはピルスナーなどのビールのイメージですがカルパチアなどスロヴァキア、ウクライナと隣り合う南西部エリアではワインの文化が存在し、そのワインと地元の料理のペアリングも楽しめます。
チェコが17世紀にドイツに割譲したラウジッツから黒いダイヤ、褐炭が出て、ドイツの興行を支える産業になりましたが、いまチェコの産業を小さく支える黒いダイヤ、ネロネット。サン・ローラン、ブラウアー・ポルトギーザー、アリバーネットのブレンドですがドイツ、東ヨーロッパのいろいろなぶどうのブレンドです。カシス、ブラックベリーの香りに、チョコレートのニュアンス。シルキーなタンニンのなめらかな味わいでこの地域の代表的なワインになりました。この地域はクネードリキに代表されるダンプリング料理。ここに温かみを感じる凝縮した赤ワインは春先のこの時季におすすめです。
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/142
東ヨーロッパはドイツ文化圏が多く、呼び名もドイツ語をベースにしたもの、スラヴ諸語をベースにしたものいろいろありますが味わいのスタイルは似ています。例えばドイツのブラウフレンキッシュはモドラ・フランキーニャ、レンベルガー、ブラウアー・リンバーガー、フランコフカ (フランコニア)、ケークフランコシュなどです、
その土地の食文化に合わせた作り方をしているのでそのスタイルの違いを楽しむこともおもしろいかもしれません。ぜひ、おためしください。
よろしくお願いいたします。
イタリアのマンゾーニというぶどう。
2019年02月17日 第四百三十五回配信
河合マンゾーニビアンコは1930年頃、コネリアーノ醸造学校のルイジ・マンゾーニ教授によって造られた、ラインリースリングとピノブランの交配種。緑の輝きを持った淡い麦わらイエロー色。それぞれのブドウ品種の特有の特徴が際立った、上品でスッキリした梨、ネクタリンや白い花を連想させる豊かで複雑なアロマ、エレガントな持続性の在るブーケ。スッキリとしてストラクチャーの在る味わいと、酸と程よい柔らかさが調和しています。
この白ワインは「マンマ」の名前を冠していますが、イタリアのマンマはみな朝から晩まで働き詰めでゆっくりワインを飲んでいる暇もない。少し休みが出来たときになにが飲みたい、と訊くと、このマンゾーニビアンコが飲みたい、これ一本あれば他に入らないと言ったという逸話からこのワインが命名されました。
ラベルの下の部分にそれを簡潔に記載したメッセージがあります。

“Just do what Mamma says, and we all stay happy…”

http://aquavitae.ocnk.net/product/789
ぜひ、おためしください。
よろしくお願いいたします。

オーストラリア、孤立した環境を生かす。
西オーストラリアのさらに南西部にあるフランクランドリヴァー。ここは川がつくる特異な地形でここだけ寒くて土壌も石灰分が多い土地でジャングルの様な森が広がるこのエリアの中にあって涼しげな環境。白のミネラリーさはもちろん、赤もボルドーブレンドだが筋肉質でシャープなイメージがあります。

現在の評価では世界最高の白ワインを造り出す地域としてこのウェスタンオーストラリアは今後も注目される地域です。
ぜひ、おためしください。

http://aquavitae.ocnk.net/product-list/114
よろしくお願いいたします。
イタリア銘醸ワインアマローネのちょっとした誤解
イタリアの銘醸ワイン、アマローネの日本語の説明によく書いてあること。
「甘口のレチョートが辛口で作られたとき、アマーロ(苦い)という意味で「アマローネ」という名前になりました」。
日本のお客様によくアマローネって苦いワインなんですよねと言われることがよくあります。たしかにアマーロは苦いという意味ですけど、アマローネは苦いワインではありません。
レチョートというやや甘口仕立てのワインを造っている最中に発酵が進みすぎて酵母がぶどう液の中の糖分を全部食べてしまったためにできた辛口ワインなのです。その時にテイスティングした人がアマーロと言ったという逸話になっていますがニュアンスは「苦い」ではなく「甘くない」ということを言いたかったということです。
アマローネとレチョートを飲み比べてみるとよくわかります。
ブレンドする葡萄品種の構成もブドウ品種は、コルヴィーナ・ヴェロネーゼ45~95%、ロンディネッラ5~30%。
25%までは、ほかの葡萄もブレンドできますが、ヴェローナ県で栽培された黒葡萄で、アロマティックでない葡萄が15%まで(単一品種としての使用は10%まで)。
イタリアの伝統的なブドウとして認められている黒ブドウで、ヴェローナ県で栽培されたもの10%まで。
という感じで10種類程度認められています。
こんな幅広い許容範囲でワインを造るので生産者によってそれぞれの特色があり、味わいもカンティーナごとに個性があります。
ぜひ、おためしください。

http://aquavitae.ocnk.net/product-list/79

よろしくお願いいたします。
春はアルザスから
この季節は三寒四温でときどき暖かい日が出てきて春を感じさせます。
そうすると千葉でも菜の花が咲きますが野菜のおいしい季節になります。
そして3~4月にはアスパラガスが食卓に上がります。
アスパラガスにはアルザスワインがおすすめですが、今回おすすめのドメーヌ・キンツレーはアルザスワイン街道の中心、リボーヴィレにあり、甘みが印象深いアルザスワインの中に合って、食事に合わせるための辛さ、酸味、ミネラルがきれいに表現されて、野菜の新鮮さ、心地よい苦みを引き立ててくれます。
今回紹介するゲヴュルツトラミナーの「ゲヴュルツ」はドイツ語で「香辛料」を意味し、イタリアのアルトアディジェ州を経由して東欧などのドイツ文化圏に広がりました。ライチ、グレープフルーツなどのアロマが特徴ですがしっかり辛口の味わいです。
エデルツヴィッカーはさらに辛口で、気軽に日常の食事に合わせられるため1リットルの容量になっています。
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/42
ぜひ、おためしください。
よろしくお願いいたします。