店長日記

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ヴァレンタインデーにはごほうびワイン
今のヴァレンタインデーは以前のスタイルとは違って様々な愛の形があります。
特定の人、周りの人、自分自身にチョコレートだけでなくいろいろなごほうびを楽しみます。

チョコレートと相性のいいワインだけでなくお食事に合うワインを合わせる選択肢もあります。
チョコレート自体もカカオの含有パーセンテージで甘い味わいからほろ苦い味までいろいろな味わいがあり、それによって合わせるワインの味わいも変わってきます。

筆者の個人的検証ではカカオ70~80%のチョコレートの苦みとやや甘のワインのコンビネーションが最も印象的でした。味のメリハリを感じ、旨いという感覚と同時にリラックスを感じました。
http://aquavitae.ocnk.net/product/819 (甘口と辛口のセット)
http://aquavitae.ocnk.net/product/820 (半乾燥ぶどうをつかったワインセット)
そのほかラベルでメッセージを伝える、Je t’ame もおすすめです。
http://aquavitae.ocnk.net/product/252
いろいろな甘さのワインもおすすめいたします。
JK14 ワイン雑誌掲載されます。
2019年01月31日 第四百二十九回配信
今年の9月に日本で開催されるラグビーワールドカップに向けて弊社プロモートしております元オールブラックス、ジョン・カーワン氏のプロデュースワイン、JK14のシリーズがワイン専門誌、「Wine-What」
誌2月5日号に掲載されます。先日来日されたジョン・カーワン氏とJK14代表の愛娘フランチェスカさんに記者会見を行った様子が伝えられます。取材はラグビーワールドカップとワインがテーマで、そこにJK14をお薦めしてみる内容です。
ぜひ、一度手にとってご覧ください。
よろしくお願いいたします。

モルドヴァワインが安い理由には・・
モルドヴァはヨーロッパ最貧国で人件費も土地代も物価も半端なく安い。モルドヴァ人はルーマニア人とのアイデンティティを分けようと頑張っているけど外から見た感じはほとんど変わりない。試飲して食事を何と合わせようかと考えたときにルーマニア料理のママリガとか浮かんだけど色々調べてみるとイタリアのポレンタと同じもの。歴史を見ると肉の調理は確実にトルコの影響があり、モルドヴァ南部はガガウズ自治区というほぼトルコ人の国家のような存在や西側には沿ドニエストル共和国というロシア系の未承認国家もあって、ボルシチやペリメニがありチャーンゴというマジャル人(ハンガリー)の混血もいて、グヤーシュみたいにパプリカの料理があったりといろいろ混じりすぎてすごいことになっています。そしてこのワインはイタリアから外資が入っていて醸造家はイタリア人だったりといろいろおもしろいのです。
で、このフェテアスカネアグラを飲んでみるとただのプルーンだけではなくきれいな酸を感じます。べたっとした甘さではなくさらっと脂を流し込んでくれる普段飲みのお供です。
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/25
スペイン新着 過去、現在、未来をつなぐ技術
スペインの首都、マドリーから北西部に110kmほど移動した場所、バジャドリーの手前にセゴビアという世界遺産で有名な場所があります。ケルト人や古代ローマ人の遺産、水道橋、白雪姫のお城のモデルになったアルカサル、セゴビア大聖堂があります。そのあたりはルエダという白ワインの銘醸地にもあたるのですがDOルエダ南部のニエヴァという村に注目されているマイクロビオワインという新しい試みを試す、イスマエル・ゴサロ氏がいます。もともと古代ローマ時代から造られていた葡萄の樹が砂質の土壌という条件下でフィロクセラの病虫害にも侵されることなく残った200年以上の樹齢の樹も残る畑もあり、テンプラニーリョは60年、シラーなど外来品種は20年ほどの長く育てられたぶどうからつくられています。当然樹からとれる葡萄の生産量も少なく、一房当たり80gと粒も小さいのですが、それだけに果実の凝縮度は高いのです。
醸造もSO2なしで作られ
この土地柄、ヴェルデホのリリースが多いのですが、南フランス、ローヌ地方のクローズ・エルミタージュから持ってきたシラーも注目です。

La Banda del Argilico (ラ バンダ デル アルジリコ)2017(白) ¥3230(税抜)
セゴビアのニエヴァ村の異なる二つの畑から採れたヴェルデホを使います。砂質の畑、砂利質の畑から採れた葡萄の収穫量はとても少なく、生産量が確保されたときだけ作られます。
この名前の通り、この地下にはアルジックというミネラルを多く含んだ粘土層があり、そこから吸い上げる地味を表現しています。この粘土層はスペインの乾燥地帯にあって水を多く含み、微生物が生きていける地層でもあります。この地層からできたぶどうはオリとともに5か月半置かれます。ワインはフレッシュな果実、低いアルコール、熟成感、フィネス、アフター、バランスを与えてくれます。

Correcaminos(コレカミノス)2017(白) ¥3230(税抜)
道を走り回るごとく若くて元気な味わいのヴェルデホです。このワインの特徴は全くSO2がゼロであることです。このヴェルデホはまさにルエダ、セゴビアのヴェルデホを表現するために造られたワイン。夏と冬、昼と夜の温度格差があるこの土地でヴェルデホが適していることを証明しています。このヴェルデホには約5か月オリと共に置かれて、そのままの味わいです。

Sin Nombre(シン ノンブレ)2016(白) ¥5100(税抜)
こちらもこの名づけの通り、評価は「名前ではない!」重要なメッセージがあります。木樽でオリと共に9~10か月発酵します。その後ステンレスタンクさらに10か月程度、安定した状態で発酵されます。そしてノンフィルターで瓶詰めされます。その後、12HLの樽でエイジングされます。その間、なにも添加せず、オリ引き、バトナージュなどいっさい触れられることがありません。まさしくエイジングされたぶどうがそのままの状態で出荷されます。

Sietejuntos Syrah(シエテフントス シラー)2016(赤) ¥5100(税抜)
100%シラー。1999年、ニエヴァのスレート土壌に植えられたシラー。接ぎ木はクローズ・エルミタージュから持ってきた苗で、畑はわずか0.81ヘクタール。タンニンを丸い味わいにするためブルゴーニュの白ワインをエイジングしていた樽に移されます。

いずれも少量の入荷のため、在庫終了した場合はご容赦ください。

よろしくお願いいたします。

フランス シャンパーニュ新着 注目すべき小規模生産者
日本のワインマーケットを支配する大手メゾン以外の小規模生産者がずいぶんと入荷するようになりました。
これらの小規模生産者は葡萄農家として大手メゾンに葡萄を供給してきた過去に舵を切り、家族経営がほとんどでそれぞれの個性を特色として押し出します。少量生産だからこそ出来る丁寧な畑の管理と醸造で、そのテロワールを表した味わいは。大手メゾンにはないその仕事ぶりが味わいに繁栄されています。

価格は税抜き表示
アンドレ ジャカール エクスペリアンス ブランドブラン プルミエクリュ \5,530
コート・デ・ブランのグラン・クリュ、ル・メニル・シュル・オジェと、一級畑、ヴェルチュスに畑を所有。

セロス パジョン ブランドブラン グランクリュ アヴィズ \5,950
コート・デ・ブランのアヴィズ、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ各地に6haを所有。アヴィズの畑は全てジャック・セロスの畑に隣接。

アルシュリー ペルスヴァル ブリュット トラディション ブランドノワール プルミエクリュ \5,440
モンターニュ・ド・ランスの優れた一級畑、エキュイユ村で4代続く家族経営のメゾン。

ポール クルエ ブリュット セレクシオン \5,100
ブジー・グラン・クリュの所有畑はたった6haのみ

ダヴィド クートラ キュヴェ トラディシオン \4,930
エペルネ近郊の小規模なRM

ガリマール キュヴェ ド レゼルヴ ブリュット \5,100
<コート・デ・バール地区リセ村に12Haの畑を所有(85%ピノ・ノワール、15%シャルドネ)する家族経営。

ロベール バルビション エ フィス トラディシオン ブランドノワール \5,440
オーブの若き兄弟のRM。平均樹齢65年と高樹齢。単一品種、単一区画にこだわる。

ユベール ド クラマンジェ グランレゼルヴ ブリュット(NM) \3,660
エペルネの大手メゾンにぶどうを供給する2~3生産者のキュヴェのみを使用する。

よろしくお願いいたします。
イタリアワイン 残念?!な境遇にあるワイン
2018年12月28日 第四百二十一回配信

ざんねんなワイン、マラノッテ。同じ陰干しをするワイン、アマローネがこれほど世界的人気を誇っているのにその隣で同じ製法で造られたマラノッテがなぜ衰退傾向なのか。7世紀から18世紀まで栄えたセレニシマ、ヴェネツィア王国が大西洋を渡るときにそれに耐えうる葡萄を探して研究されつくしたワインで当時は高い評価をうけたようです。しかし、アマローネがカセットに入れて陰干しするのに対して、マラノッテは一房、一房壁にかけて干さなければいけないと言う農家さんにとってはめんどくさいルールがあったからのようで。だれもそれをやりたがらない。おまけにこの名前の由来がMal=悪いノッテ=夜でキリストの最後の晩餐に飲んだ縁起の悪いワインだと言われているから・・・
しかし、肝心の味わいはアマローネに負けず劣らずの素晴らしい出来です。

サー・ジョン・カーワンプレゼンツ JK14 ピアーヴェ マラノッテ DOCG(赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product/792

よろしくお願いいたします。

チョコレートに合うワイン
季節柄チョコレートに合うワインを検証しています。シェリー、ポルト、マルサラなどの酒精強化ワインが最も合うのは、筆者を含めたこれらのワインを体験した人たちの素直な感覚であると思います。

スティルワインの中では、アマローネ、レチョートがそれに近い感覚ではないかと思われます。
陰干しして糖度を高めた葡萄からジュースを採り、造られます。糖度が高い葡萄は甘口が造りやすく、レチョートになります。一方、レチョートの発酵を進めると、糖分はアルコールに変わり、辛口のアマローネになります。甘さだけでなく、葡萄の持つエキスが凝縮されたワインはチョコレートと良いハーモニーを生み出します。
ヴェネトの料理ではこれらのワインをチョコレートケーキやチーズを利かせたのリゾットにも加えて楽しまれています。

年末年始のお休みにその味わいの組み合わせが楽しむことができるセットをご用意しております。
送料無料でお買い得なセットですので是非お試しください。
http://aquavitae.ocnk.net/product/820
http://aquavitae.ocnk.net/product/819

ご検討よろしくお願いいたします。
モルドヴァ新着 新しい時代のワイン
モルドヴァという国はルーマニアの東隣、公用語はモルドヴァ語というもののその実態はルーマニア語と変わらず文化もルーマニアそのもの。ロシアの影響を受けて文化や国境が引かれる結果になり、いまの状況になっています。ワイン造りも同様で歴史上ではモルダヴィアの北の村の近くで発見されたぶどうの葉の化石は、およそ6〜2500万年前からこの地でブドウが自生していたことを示しています。またぶどうの種の痕跡も発見され、それはBC2800年まで遡るもので、当時からブドウ栽培がおこなわれていた証拠が見つかっています。
しかしながら現在の葡萄造りを形作るのは1991年のソ連をはじめとした社会主義体制崩壊後のことでそれまでは大量消費、ロシア人嗜好の甘い味わいのワイン造りが主流だったがそれが崩壊してマーケットが西側を向き、資本主義社会から外資が投下された結果の洗練されたワイン造りが主流となりました。
文化的に言うと1867年のパリ万博で高評価を受けたルーマニアやモルダヴィアのワインは同じラテン系のルーマニア人、モルドヴァ人にとってあこがれだったパリでの評価を目指した努力の結晶と言えるべきものでした。その時代から自分たちの環境にあるものからボルドーワインをアイコンとしてボルドーと同じ緯度の産地で外来品種や地元品種のブレンドなどでそのワインを造りだしました。
東ヨーロッパは西側に比べて地味なイメージですが、ヨーロッパ最貧国の利点を利用して、コストを安く抑え、若い生産者が洗練されたワイン造りにチャレンジしています。
ある意味、これからの世界のビジネススタイルを実践しているのではと思わせます。
価格もお手頃ですが、安かろう、悪かろうではない洗練された味わいをお試しください。
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/25
ブルガリアワインも同様の道をたどっておりこちらもおすすめです。
http://aquavitae.ocnk.net/product-list/144

ご検討よろしくお願いいたします。
チリ新着 伝統のボルドーブレンド
南米はヨーロッパからの移民が多いですがこのハートウィック家もこのサンタクルーズの地で伝統的な農業を行っています。この生産地、サンチャゴの南部にあるコルチャグアヴァレーはカベルネソーヴィニョンの育成に非常に向いている土地で古くからカベルネソーヴィニョンメインのボルドーブレンドのワインが造られてきました。
チリの内陸はかなり気温が上がりますが、冷たい海風の影響を受けた昼夜の温度格差がこのぶどうの育成にはとても良いとされています。この畑もコルチャグアの中心部で昔の湖の沈降の歴史があり、平らで深い土壌であり、その表面と砂の地層には粘土質の地層があります。
これらの恵まれた土地で育てられたボルドーブレンドは味わいも懐かしいワインの味わい。
ボルドーではなくなりつつある20年前の味わいがこのチリの土地に残っているような伝統的なスタイルを楽しんでください。
ラウラ ハートウィック グランレセルヴァ コルチャグアヴァレー エディシオン デ ファミリア
http://aquavitae.ocnk.net/product/854
ご検討よろしくお願いいたします。

イタリア新着 日本料理を目指した自然派ワイン
これまでワイン醸造に関心が低く、大量生産のワインを造っていた栽培家当主エマヌエーレと弟のピエロ2人の兄弟はこういった畑での仕事、ナチュラルな醸造への転換によって、ラシッチのモンテプルチャーノは劇的に変化しました。
そして味わいもしっかりした果実を保ちながらも繊細な味の要素を感じるワインになり、日本料理のマーケットにチャレンジします。
この若い兄弟のチャレンジは世界の食材が集まる多様化された日本のマーケットでどのような化学変化がみられるか注目のアイテムです。


ラシッチ モンテプルチャーノ ダブルッツォ 2014 (赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product/848

ラシッチが日本にチャレンジする記事です。
http://www.virtuquotidiane.it/enogastronomia/il-montepulciano-dabruzzo-biologico-di-rasicci-naviga-verso-il-giappone.html

ご検討よろしくお願いいたします。

フランス新着 クリスマスの料理に
2018年12月5日 第四百十五回配信

フランス南西部、バスクエリアの固有品種、タナ種は本当に変わった。ボルドーを追従していたころはタンニンギシギシ、酸味バリバリ、ミネラルカチカチだったが2000年以降くらいからインターナショナルで楽しまれるようになって本当に滑らかになった。ウルグアイ、アルゼンチンあたりでも造られているがそれはもっと昔の話でバスクコミュニティーがあるのと、南米で成功するバスク人に憧れて苗字まで変えてしまう人がおおかったせい。
インターナショナル基準で多くの人にウケがいいのはそれでいいとおもうが、昔のスタイルであったのにはそれなりの理由がある。やはり地元の食材との相性だろうと思います。ここはフォアグラ、トリュフ、ジビエなどを使った料理が多いがそれらとのコンビネーションで威力を発揮する。そんな古くからのスタイルが楽しめるワインです。
もちろん、この地方のラグビー選手も体が強くて硬い!スクラムも強かった。

ピシャール マディラン 2005
1955年からワイン造りを行う伝統的な生産者。12ヘクタール、南向きの畑。ぶどうは丘の頂部に植えられています。平均樹齢30年のタナとカベルネ・フランで構成されています。伝統的な方法でワインを醸造しています。理想的な赤い果実の香り(ブラックベリー、イチゴ)、香辛料、シガー、鉄分、なめし皮、しっかりタンニンを持つ野性味あふれるが、非常にバランスの取れたワイン。するすると体に入るので疲れなく飲めます。色調もマディランらしいしっかりした黒。このしっかりした構成のワインはバスクエリアの料理、フォアグラ、カスレ、サラミ、鴨肉のローストなどによく合います。ようやく飲み頃に入ってきました。

http://aquavitae.ocnk.net/product/847
ご検討よろしくお願いいたします。

Aqua Vitae(アクアヴィテ)河合
ラングドック 年と共に変わるスタイル。
2018年11月29日 第四百十四回配信

筆者がこの職業に就いた当時、すごく思い出に残ったワインの一つがこのレオン バラル氏の造るフォジェールでした。
レオンは祖父の名前で父の代までは協同組合にブドウを全量売っていましたが、1993年に現当主のディディエ・バラルと兄のジャン・リューク・バラルが畑を引き継ぐ。と同時に実家に隣接する醸造施設を購入し、醸造、元詰めを始める。1994年にはラングドックを代表する造り手としての名声を得たが、実験精神が旺盛で、高い理想に向かって努力をおしまないディディエのワインは年を追うごとに洗練されたクラスを備えていっている。初期のころと比べ醸造方法も変化しており、現在は醸造過程でSO2を使用していない。
というふれこみでした。
たしかに90年代後半のヴィンテージはもう少しタンニンがしっかりしていてなめらかなボルドーワインのイメージがありましたが、いまのヴィンテージはクリアな酸と細やかなタンニンのバランスが良い、肉料理と合わせたくなる食欲をそそるスタイルの感想を持ちました。
彼らのワインスタイルは、「十分な果実味と、酸に支えられたフレッシュさを備えたワインが私の目指すスタイルだ。」と言っていますが、まさに今そうなっているように思えます。
とても完成度の高いワインがお手頃の価格で楽しめます。
http://aquavitae.ocnk.net/product/846

ご検討よろしくお願いいたします。
コート デュ ローヌ新着 人の創造性が活かせるワインを造る土地
フランス南部のコート デュ ローヌエリアはローヌ川の北側のエリアに歴史あるプレミアムワインを造っている土地が多くあり、南側、下流エリアはその下のクラスとみられがちの土地でした。
しかし、シャトーヌフデュパプが13種類のぶどうのブレンドが認められているなど、比較的自由なぶどうのブレンドが認められる土地が多く、特にお買い得なデイリーワインエリアであったコート デュ ローヌ、コート デュ ローヌ ヴィラージュのエリアでは近年その評価が変わりつつあります。
特にコート デュ ローヌ ヴィラージュはシャトーヌフデュパプの上流に位置し、アルプスも遠くない位置にあり、地中海エリアらしからぬ冷涼な風が吹き抜け、健全な葡萄が作られています。
今回紹介するこのエリアの生産者、グラムノンのフィリップ&ミシェル・オベリ・ロラン夫妻が1978年にモンブリゾン シュル レの地に畑を購入しましたがそれ以前から、この地は自然でビオロジックな農法でぶどうが作られていました。
ここではシラー、グルナッシュが植えられていますが、いわゆる強い個性ではなく、優しい個性のワインです。
樹齢20〜30年のグルナッシュはスミレ、ダークチェリー、8〜30年のシラーは丸く、温かみを感じます。
酸もおだやかで抜栓後、一週間後にはさらに角が取れた落ち着いた味わいを楽しめます。
このあたりはプロヴァンスのラベンダー畑の景色をひそかに楽しむ場所でしたがそれ以外にも生産地の法律に縛られず作る人の創造力を活かした作品が楽しめます。

fr-cdr-0028-nat グラムノン コートデュローヌ ルージュ ポワニェ ド レザン 2017
http://aquavitae.ocnk.net/product/843
fr-cdr-0029-nat グラムノン コートデュローヌ ルージュ シエラ デュ シュッド 2015
http://aquavitae.ocnk.net/product/844
fr-cdr-0030-nat グラムノン コートデュローヌ ヴィラージュ ヴァルレアス レルモンティエール 2016
http://aquavitae.ocnk.net/product/845

ご検討よろしくお願いいたします。
あなたの町にもJK14プロモーション
過日、11月5日名古屋にて元ラグビーNZ代表、オールブラックス、サー・ジョン・カーワン氏ブランドのイタリアワインJK14ワインイベントを行いました。当日は100名を超えるお客様で盛り上がりました。

このイベントを始め、来年、2019年秋、日本で行われるラグビーワールドカップキャンペーン、イタリア、ヴェネト、ヴェネチア、トレヴィーゾなどのキーワードを元に関連のワインイベントを各地で行っています。

この盛り上がりをあなたの住んでいる地域でも今後も展開したいと考えております。

少人数5~6人の食事会などのレベルから開催を行いますので小さいイベントにも出かけます。

JK14ワインは食前酒から食後酒までコースの一連のお料理へのバイザグラスとして構成されていますので、お料理へのペアリングも大歓迎。みなさんの大事な空間を作る一つのピースとしてお手伝いしたいと考えております。

詳細は是非お問い合わせください。様々なプランで対応いたします。

ご検討よろしくお願いいたします。

Aqua Vitae(アクアヴィテ)河合
フランス新着 エクストリームなワインをつくる二人組の若者たち
ブルゴーニュの南部、マコンとボジョレで小さなネゴシアンとして地元の栽培家たちと関係を作り、いい畑を選び出すドメーヌ・ スフランディエールのネゴシアン部門。「ブレット・ブラザーズ」はドメーヌ自社畑があるプイィ・ヴァンゼル村以外のマコンの秀逸なテロワールを体現したワインを生み出すこと、コート・ドール
の偉大なワインに負けないワイン造りを目指して ジュール・ブレット氏の息子であるジャン・フィリップとジャン・ギョームのブ レット兄弟がコント・ラフォンやヴェルジェ等での修行から戻り2001年に設立。

伝統を大事にしながら、新しい方法を取り入れて作り手のメッセージをワインの味わいやラベルに載せて飲み手に伝えます。あえて名前を英語表記にしたことなどその方法はラベルからもイメージを受ける現代的な手法ですが、飲むと歴史を紡いだ奥深い味わいと彼らの情熱を感じることができます。

特に近年最高の評価を受けた2014年のマコンヴィラージュ マグナム(白・1500ml)
http://aquavitae.ocnk.net/product/837
ボジョレーヴィラージュ グル ド ジェフ(赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product/839

冷涼で困難と言われた2013年をミルランダーと呼ばれる房の中にカビや病気がない、小さく、美しいぶどうに育てて、9月27日から10月10日と非常に遅く収穫を行い、厳しく選別を行った、生産者曰く、「魔法をかけたマジカルボトル」と言わせた、
ブレットブラザース フルーリー レ グラン プレ
http://aquavitae.ocnk.net/product/841
ブレットブラザース モルゴン レ シャルム
http://aquavitae.ocnk.net/product/842

が、おすすめです。いずれもそれほど本数は多くありませんので、品切れ修了の際はご容赦頂きたいですが、
ぜひ、おためしいただきたいアイテムです。

Aqua Vitae(アクアヴィテ)河合
フランス新着 伝統ある地面
ロワール川中流にあるトゥールから40㎞北東のブロワに近いモンティ村は、かつてブロワ伯爵の領地でした。
その中のクロ(石の壁で囲った土地)の中にテュブッフという名前の畑がありました。その後、シャティヨン、オルレアン家の領地となる、評価の高い土地でした。16世紀には国の領地となりフランソワI世とクロード女王が手をかけて管理しました。
そんな土地から生まれたワイン、ゲルリーは、コ(マルベック)とガメのブレンドですが、おそらくはそれまで持たれていた品種のイメージはまるで変わるような作品です。
品種の特性というよりむしろ土地のキャラクタが反映されたような近代ワインの中にあって昔のワインはこう造られていましたと表現するような味わいです。
土壌はシレックス土壌、それは。珪質と粘土質から構成された土壌で、そこで造られるワインはスパイスのニュアンスと火打ち石のような冷たくて硬いミネラルが特徴的、締りのある、密度の高い長熟ワインの可能性を感じさせる味わい。
当店でもそのワインの耐久検証を行ってみたところやはり抜栓後の時間経過と酸化による変化は緩やかでスパイス、ミネラル感は日に日に角が取れて落ち着きをみせるも果実の筋肉質、ミネラルの骨格はいささかも衰えることなく時間経過による味わいの変化を期待させます。

当店では3ヴィンテージをご用意しております。
近年のロワール地域のヴィンテージごとの天候の変化が激しく、年ごとのキャラクターの違いが感じられますが、それ以上に土地の影響がしっかりしておりますのでいまも葡萄のエキスが楽しめますが、長期熟成の可能性も十分にあり、セラーの財産として楽しめる一本です。

ル クロ デュ チュ ブッフ トゥーレーヌ ラ ゲルリー 2017(赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product/835
ル クロ デュ チュ ブッフ トゥーレーヌ ラ ゲルリー 2016(赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product/834
ル クロ デュ チュ ブッフ トゥーレーヌ ラ ゲルリー 2014(赤)
http://aquavitae.ocnk.net/product/833

ぜひ、おためしください。

スペイン新着 ヤギが育てる自然派ワイン
カタルーニャはスペインの中にあってカステジャーノとは一味違うキャラクタと文化を持つ人々が住む土地。
比較的前衛的な彼らの挑戦者意識は高く、ワインにあっては2000年代からその気運が日本でも感じられるようになりました。
ぺネデスのブドウ栽培農家でブドウを他のワイナリーに販売していたミチャン家、4代目のジョセップ・ミチャンは16歳からワイン造りの経験を積んできました。 1985年、彼は低価格中心の大量生産をやめ、1987年にルシャレル・ブランドを立ち上げ、様々なスタイルのワイン造りを体得。有機栽培やビオディナミ農法に乗りだしました。
チャレ・ロはスパークリングワインのカヴァを作る品種の一つであるが、房が小さめで皮が厚い。果皮を口に含めば甘く、また酸度もある。単一で白ワインを造るとボディがしっかりしており、わずかに渋味を感じることもあるが、理想的なアルコール度数に達する品種です。
彼はこの品種に可能性を感じファミリーで新しいドメインでワインを造る挑戦を始めました。
そして彼らのポリシーは以下の通り、
◆ルシャレル ワインの特徴
(1)果実の風味
樽香は控え目。フレッシュさと、ブドウ品種特有の風味を重視しています。
(2)世界的ブドウ品種の栽培
標高500メートル以上あるペネデスでも最も涼しい畑で、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、といった高級品種が栽培されています。
(3)長期熟成スパークリング
最も若いものでも、最低15ヶ月は熟成させています。
(4)地元のブドウ品種「チャレ・ロ」
「チャレ・ロ」は地元を代表する白ブドウ品種で、ルシャレルの全てのスパークリングワインの主要原料となっています。そしてワイナリー名の由来ともなっています。
XAREL.LO ⇒ LOXAREL *ルシャレル=チャレ・ロの語順を倒置した造語
そしてユニークなラベルもこのワインの特徴の一つといえます。アマルテアはギリシャ神話に登場する”優しい女神で、ゼウスの育ての親である妖精の名前。 しばしば山羊の姿で表わされます。山羊、角、そして星の運行はビオディナミ農法の基礎を成すものであり、山羊の角はビオディナミ農法で使われるP500プレパラシオン(自然物質から生成された調合剤)の主原料で、ビオディナミの根源のひとつです。ここでは畑に山羊・羊を飼育しています。未熟な青いブドウにはグルコース(ブドウ糖)が含まれないため、ブドウをよけて周辺に繁った葉だけを食べてくれます。
もう一つの赤白ワイン、ア パルは No Protectの意味。酸化防止剤無添加を、無防備な頭(スキンヘッド)に喩えたユーモア溢れるラベル。
このナチュラルワイン。ぜひ、おためしください。
スペイン新着 前衛的なカタルーニャ
スペイン、カタルーニャは1990年代あたりからスーパースパニッシュと呼ばれるワインを生み出し、生産者のポリシーや個性のあるスタイルの味わい、ラベルのワインをリリースしてきました。
その後、しばらくは静かな様相でしたが近年、若い生産者が再び新しい波を起こそうとしています。
今回の新着ワイン、セラーズ・ジョアン・ダンゲラはジョセプとジョアン兄弟が経営しています。このワインが造られるモンサンという土地はバルセロナの南、隣の銘醸地、プリオラートと同じスレート土壌ですが
より海の風の影響を受ける土地柄で周りの生産地に比べるとフレッシュでエレガントなスタイルのワインが造られています。スペインでは高樹齢の樹がある畑の評価がされだしてまだ間もないですが、若い生産者が収穫量を抑えて高品質のワインを造ろうとしています。
彼らのファミリーは1820年からダルモスの地でブドウ栽培とワイン生産をしていて、現在は7代目になります。1820年から1984年までは、生産されていたワインをバルク売りしていました。1984年になると、彼らの父親はワインのボトル詰めを始め、「ジョアン・ダンゲラ」として販売されました。それから、テロワールを常に尊重するワイン生産を増やしてきました。2000年に父親が亡くなった後、セラーはジョゼップとジョアンによって経営されるようになりました。2008年に、ビオディナミによる畑仕事を開始、2012年からデメター認証とヨーロッパ連合のオーガニック食品認証デメテールを受けています。
伝統の尊重と物事の自然なリズムと経過が基礎となっているビオディナミの原則に基づき、ワインがテロワールの個性を表現できるように生産していきます。畑では、土壌が生きるように仕事をし、様々な花や木々とともに、自然の作用において豊かな環境を作り出すようにしていきます。
畑仕事において、宇宙のリズムを尊重し、自然それ自身が表現されるようにしています。セラーにおいては、自分たちの意思でワインの味わいを決定することはなく、あるべき姿で出荷します。。最終的に、彼らはシンプルにワイン造り続ける二人の田舎の少年にすぎないのです。
http://aquavitae.ocnk.net/product/825
ぜひ、お試しください。
よろしくお願いいたします。
フランス・ローヌ新着・畑の見極め。
ローヌ北部のクローズ エルミタージュは「ローヌ川の奇観」と言われるすり鉢を伏せたようにそびえる巨大な丘の段々畑に位置しますが、大部分の畑はゆるやかな斜面か平坦な場所に広がっています。微妙な土地、ローヌ北部では畑の広さが最大となっていますがいつのまにかこんなに広がってしまったのかというほどいろいろな条件の畑がひとつのDOCの中に広がってしまってしまいました。隣の偉大で急斜面の畑、エルミタージュと名前は似ているが条件はまったく違う。畑が広がってしまったせいで収穫量は増えたがアベレージとしてクオリティは下がってしまった印象があり、しばらく相手にもしなかったがちゃんと畑をよく見て契約する人たちが最近出てきたようなのでまた見直してみようかと思います。このジュリエット・アマはブルゴーニュの生産者ですがいいワインをつくるためには畑の見極めができるかどうか人の経験や判断力で左右されます。ワインはまだ若いが可能性も感じる一本です。

畑の名前もレ ベル テラスのとおり、美しいテラスです。

http://aquavitae.ocnk.net/product/824

ぜひ、お試しください。
よろしくお願いいたします。
イタリアワイン新着、ナチュラルなスーパータスカン
トスカーナ州シエナの南、ブルネッロ ディ モンタルチーノの生産地でもあるオルチャ渓谷の森の中でひっそりと家族でワイン造りとトリュフハンターを営む、ヴァレンチノ・ベルニさん。
風貌はワイルドだがその仕事はとても繊細です。
ぶどうは自然の成長に従い、農薬を使わず、SO2も出荷時の瓶詰に少量のみ使用、フラッグシップの「セニパレ」は一切使用していません。
味わいも葡萄由来の果実と果皮のタンニンの味わいが素直に入ってきます。
これまでリリースされた数あるスーパータスカンとは自然に体にしみ込むような感覚、お買い求めやすい価格設定が決定的に違います。

ロギ  ビアンコ IGTトスカーナ 2017 (白)
http://aquavitae.ocnk.net/product/821
ロギ  ロッソ IGTトスカーナ 2016 (赤
http://aquavitae.ocnk.net/product/822
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